[小ネタ]必見!backlogが捗る設定3選
弊社は現在、いち早く今回の新型コロナウイルスの感染防止でリモートワークが推奨されています。
▲ お陰で(?)ファミ◯のカフェラテの接種率が爆上げです
リモートワーク推奨の決定を知ったのが会社のコミュニティツールで無くTwitterだった事に驚きを隠せなかった、AWS事業本部のShirotaです。
どちらにせよ日頃からリモートワークを続けているのですが、こういった時に迅速に会社がリモートワーク推奨を宣言してくれると健康の心配をし過ぎる事なく安心して業務ができて嬉しい限りです。
そんな月末ですが、今月も早速小ネタをお話ししていきたいと思います。
その「backlog」、もっと便利に使えるかもしれません
プロジェクト管理に便利な「 backlog 」、使っていますか?
backlogはガントチャートやマイルストーン、課題やWikiを使ってのプロジェクト管理やGitなどのバージョン管理も利用できる便利なプロジェクト管理ツールです。
そんなbacklogですが、使いこなせているかと聞かれるとどうでしょうか。
とりあえず登録して使い始めるだけでも便利なbacklogですが、より快適かつ便利に活用する為の設定がある事をご存知でしょうか?
今回、色々な案件でbacklogを使ってきて「この設定をやっておくと便利だな……」と思った設定がいくつかありましたので、3つピックアップしてご紹介させて頂きます。
1. メールの受信設定をプロジェクトごとにコントロールする
backlogで複数のプロジェクトに参加していると「もうこの案件に携わっていないのにメールが届くな……」とか、「自分の担当になった課題だけはメールで連絡が欲しい」といった事があるかと思います。
プロジェクトごとの通知メールをコントロールしたい 時、プロジェクトに関するメール通知をカスタマイズしてコントロールする事ができます。
▲ 細かくカスタマイズできて嬉しい
「プロジェクト個別の設定を追加」する事により、プロジェクト個別の通知設定をする事ができます。
これで追加されていないプロジェクトについては、上図の「基本設定」に入れている設定が適用されます。
基本的にはプロジェクトのbacklogで何か動きがあったら連絡が欲しいけど、このプロジェクトに関してはあまり携わらなくなったので自分宛てに関する課題が振られた時以外の通知は欲しくないといった場合は、プロジェクト個別の設定を追加して必要のない通知をオフにする事が可能です。
2. Wikiには「Backlog」「Markdown」の二種類の記法がある
BacklogのWikiには、「Backlog」「Markdown」二種類の記法があります。
新規プロジェクト作成時のデフォルトは、2020年1月31日現在「Markdown」となっております。
両者は割と似ているのですが、それぞれ違いはあり強みは以下のようになっています。
- Markdown記法の強み: Backlog以外の汎用性があるのでドキュメントをBacklog以外に移す時に便利
より詳しく記法が知りたい場合は、backlogでのMarkdown記法について記載された公式ページをご覧下さい。
テキスト整形のルール (Markdown 記法) – Backlog ヘルプセンター
- Backlog記法の強み: 独自の記法が多少存在するが、Wikiのテーブルの編集等がやりやすくなっている
例えば、Wiki自体の編集を行わなくてもテーブルの内容や行追加が実行できるようになっています。
▲ 個人的にはこれが便利
他にも記法について知りたい場合は、backlogでのBacklog記法について記載された公式ページをご覧下さい。
テキスト整形のルール (Backlog記法) – Backlog ヘルプセンター
また、現在利用している記法については編集画面の右カラムから記法を確認する事ができるので、こちらからも確認してみて下さい。
▲ このページの場合はbacklog記法
記法を変更する時は、 そのプロジェクトやbacklogの管理者権限が必要になります。
▲ プロジェクト設定の基本設定はこんな感じ
3. 親子課題で課題の粒度をコントロールする(有料プラン)
最後についてはbacklogの有料プランでのみ設定が可能なのですが、backlogには課題を「親子課題」に設定できる機能があります。
これを設定する事によって、大きな課題に粒度を持たせた細かなタスクを子課題として関連付ける事ができるようになります。
例えば、「本番環境の構築」といった親課題を作成し、そこに「VPC作成」「SG設定」「EC2作成」といった子課題を作成する事で「本番環境の構築」課題を見た時の進捗が分かり易く可視化できるようになります。
デフォルトでは設定がオフとなっている為、設定ページから有効化する必要があります。
▲ 先ほどと同じページで設定ができます
設定を見直し、より快適にbacklogを使いこなそう
意識した事の無かった設定や、今まで使ってこなかった設定はありましたでしょうか?
他にも便利な設定は色々あるので、backlogを使いながらプロジェクトや自分にあった設定をカスタマイズしていく事をオススメします。
皆さんがより少しでもbacklogを快適に利用できますように!